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ユーキャンの行政書士通信講座、初学者向け講座の口コミ・評判徹底レビュー
ユーキャンの通信講座では人気のあるトレンド系の資格から、古くからある法律系の資格まで隙間なく講座を開設しており、行政書士も講座ラインナップの1つです。
法律系の資格学習は「難解、理解出来ない」と言った声が多いですが、ユーキャンの行政書士講座では初学者向けの教材を目玉としており、受講者からは「とっつきやすい」との評判が聞かれます。
どのようなアプローチで初学者向けの講座を実現しているのか?今回は超有名どころのユーキャンの行政書士講座をリサーチしてみたいと思います。
ユーキャンの行政書士講座をお勧めする方
- 知名度抜群の資格講座をお探しの方
- 初学者向けのとっつきやすい教材で無理なく基礎を固めたい方
- サポート面の充実度で講座を探している方
- e-Learningでスキマ時間を活用したい方
- 安価な行政書士講座をお探しの方
この記事の目次
ユーキャンの通信講座の概要
講座コース一覧 | |
行政書士講座 | 初学者向けe-Learningサポート付きパックコース |
学習スタイル | |
基本的にテキストによる学習(e-Learningサポートあり) | |
教材一覧 | |
テキスト | ユーキャンオリジナルテキスト |
講義動画・音声 | 解き方チェック動画 |
e-Learningシステム | デジタルサポート及び学びオンラインプラス |
サポート体制 | |
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割引・キャンペーン等 | |
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一般教育訓練給付制度の指定講座 | |
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SNS情報 | |
ユーキャン公式twitter ユーキャン公式Facebook ユーキャン行政書士講座 |
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公式サイト | |
ユーキャンの行政書士講座の特徴
知識ゼロスタート基準の初学者向けテキスト
法律の勉強は、法文・判例を一度読んで理解できる人は稀と言って良い程難解なので、書店で参考書を立ち読みして「あっ・・無理だわこれ、日本語じゃないわ(笑)」という印象を持たれると思います。
そのため、法律の勉強に対して一種のトラウマや苦手意識を持っておられる方も多いはずです。ユーキャンの入門テキストは、法律の知識ゼロの受講者をターゲットとして掲げています。
入門テキストでは「これでもか!」と言わんばかりに図表とイラスト多用なので、読み物として無理なく基礎知識の吸収が可能だと思います。行政書士の資格に魅力を感じつつも法律の勉強に苦手意識があった方も、ユーキャンの教材なら手軽に続けられると思います。
入門テキストで基礎知識を入れた後は、応用テキストで行政書士試験の出題に対応するための本格的な知識を導入します。
おそらく市販のテキストの多くは応用テキストと同等レベルの内容で記載されているので、いきなりコレを見てしまうと「意味不明」状態になってしまうかと思いますが、入門編を経由しているので戦える土台は出来ているはずです。
法律の勉強のハードルを下げた入門編を挟む事で苦手意識を払拭し、応用編にスムーズに入っていくことができるように構成されているので、この点はユーキャンのカリキュラムの妙だと思います。
ちなみにユーキャンの行政書士講座の受講生の実に84%が初学者となっています。教材のとっつきやすさはかなりのものなので、ユーキャン自体の知名度も相まって、初学者が手を出しやすい講座という事が統計上に現れた結果と言えるでしょう。
他社を圧倒する行政書士合格者数
2010年~2017年の実績では、2,559名がユーキャンの行政書士講座で合格しています。実のところ年平均の合格者数で言うと、他の有名資格学校を凌駕する合格者数となっています。
ユーキャンの知名度が高いだけに受講者数も相当数いると思いますので、合格者数だけで一概に語ることは出来ないのですが、実績は豊富と言って良いでしょう。
一般教育訓練給付の指定講座を装備
一般教育訓練給付とは、一定の条件を満たした方が厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した場合、修了時点までに実際に支払った学費の20%(最大10万円)がハローワークから支給される、受講者にメリットの大きな制度です。
ユーキャンの行政書士講座は、数ある講座の中でもかなり安価な部類に入りますので「20%の訓練給付のメリットは薄い?」と思われがちですが、本質は給付を受けられる事ではなく、講座が一定の基準を満たしている事の証明になるという点です。
講座が教育訓練給付制度の指定を受けるには、「受験の状況・結果等の実績が十分であるか?」「教育訓練実施するための適切な組織及・設備があるか?」など教育訓練の本質を問うような基準をクリアしていなければなりません。
当然、低品質な講座は指定を受けることは出来ない訳ですが、ユーキャンの行政書士講座はコースの数は少ないものの、しっかりと指定を受けているため、この点抜かりなく基準を満たした優秀な講座と言えるでしょう。
初学者向け各種e-Learningサポートの強化
e-Learningサポートはユーキャンの弱点かなあと思っていたのですが、強化が図られています。行政書士講座については、e-Learningサポートもしっかり仕上げて来た印象です。ここではユーキャンの目玉の一つである、サポート制度をまとめておきます。
■サポート制度一覧 | ||
No. | 機能名 | 特徴・内容 |
1 | 課題管理 | 残り学習期間から逆算してペース配分を自動的に構成し、今週取り組むべき課題を表示。具体的な消化率が見える化される。 |
2 | WEBテスト | WEBで取り組む手軽なアウトプットです。テスト結果は、後述の弱点分析・対策に活用される統計情報として管理されます。 |
3 | 弱点分析・対策 | WEBテストの結果から、苦手分野を分析して優先的に対策すべき問題を選出。こういう分析作業は、システムにおまかせすると楽です。 |
4 | デジタルテキスト | テキストをデジタルデータ化、スマホ等で閲覧可能です。通勤・通学のスキマ時間の学習に威力を発揮します。 |
5 | 解説動画 | 分かりづらい部分をスポット的に講義動画で解説補強。1コマが短時間なので、ちょっとした時間で切りよく理解を深める事が出来ます。 |
6 | 質問サービス | 質問はメールや郵便もOKです。質問回数上限は設定されていませんが、制限が掛かるケースがあるようです。 |
7 | 学習情報お知らせメール | いわゆるお役立ちメールです。試験に出題されそうな数字・用語の特集等、独学では手に入りづらい情報を共有。 |
8 | WEBコンテンツ | 法改正情報など行政書士試験では必須となるサポートサービスです。 |
9 | 添削(全8回) | 総合実力診断テストを含む全8回の添削があり、解答をコンピュータ分析し、弱点補強や得点アップなどのアドバイスを添えて返してくれます。 |
10 | 記述対策 | 記述式の課題を添削して返してくれます。 |
■補足事項 | ||
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十分な余裕を持って受講開始するのが一番ベターですが、受講開始から試験実施月までの期間が標準学習期間の6ヵ月に満たない場合、次年度の試験実施月まで継続してサポートを受けることが可能となっています。
ちなみに教材到着後8日以内であれば、返品可能(取り消し料不要、返送料のみ自己負担)となっています、ユーキャンならではの余裕の対応というべきでしょうかね。
行政書士講座のコースをチェック
講座コース名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料 |
行政書士講座(一括) | 通信・e-Learning | 63,000円 |
行政書士講座(分割) | 通信・e-Learning | 63,680円(3,980円×16回) |
■補足事項 | ||
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オプション講座について
ユーキャンの行政書士講座では、パック講座コース以外にもオプションという形で、模擬試験やヤマ当て講座が別途用意されています。いずれも直前期対策をコンセプトとした講座なので、合格に向けてもうひと押しが欲しい方向けとなっています。
オプション講座は本試験の直前期にラインナップが公開されますので、それ以外の時期には情報を見ることが難しくなっています。本試験の数ヶ月前になったら情報が出てきますので、公式ホームページでチェックしましょう(※下記に記載の情報は2019年度行政書士試験向けです)。
■直前対策・予想問題セット | |
受講料 | 一括払い9,800円 |
講座の概要 |
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■直前ヤマあて!集中講義DVD | |
受講料 | 一括払い34,000円 |
講座の概要 |
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■徹底攻略!10年分過去問題集 | |
受講料 | 一括払い4,800円 |
講座の概要 |
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ユーキャンの通信講座を資料請求してチェック
資料到着・中身開封
請求後2営業日で到着しました、強烈なインパクトのある真っ赤な封筒が届きます(ユーキャンなので一発で家族にバレます^^;)。合格者の声・一般教育訓練給付の解説資料に加えて、最近強化されたデジタルサポーの冊子も一緒に入っていました。
ユーキャンの講座紹介資料
合格者数の多さはユーキャンの目玉の一つなので一番最初に記載されており、行政書士資格の各種メリットにも触れられています。それにしても、リストラ対策で受講されている方が1位なんですねえ・・・ちょっと意外です。
カリキュラムとしては6ヶ月の期間が設定されています。基礎知識のインプット期間設定としては妥当かとおもいますが、合格までとなると全くの初学者向けとしてはかなり攻めた学習期間設定だと思いますので、+数カ月は余裕をみておいた方が安全かと思います。
添削指導はユーキャンならではのサポートなので、自分の弱点を把握する意味でも活用すべきだと思います。ユーキャンは、在宅学習を実現する通信講座の中では受講料は安い部類に入りますので、初学者でも受講しやすいと思います。
資料請求の感想
講座の特徴については網羅的に解説されているものの、請求資料のコンテンツとしてはちょっと少なめと言った印象です。安価な講座なので致し方ない部分ではあるかと思いますが、テキストサンプルやポイント解説の講義動画ぐらいは付けて欲しいと思いました。
公式ホームページであれこれ内容を吟味するよりは、請求資料の方がポイントがまとまっていて詳しいので把握しやすいと思います。行政書士講座を比較検討されている方は、一度資料を取り寄せて他社と見比べる事をおすすめ致します。
ユーキャンの行政書士講座の評判や口コミ
ユーキャンは歴史も古く知名度も抜群なので、十人十色の口コミや評判が転がっています。ユーキャンの行政書士講座の特徴や使い所を色濃く反映した口コミをピックアップしています。
私は法律は初心者でしたので、より判りやすく(とっつき易い)、プラス安価という点でユーキャンを選びました。同教材は易しいという点は否めません、基礎中の基礎です。
但しこれを地盤として知識を積み上げていくという点では、初心者の私にとって非常に有用なものでした。どんな教材であっても、要は自らの勉強の仕方にあります。ユーキャンをとっかかりとして、基礎の基礎を固めた上でそれが生ぬるいものならば他の教材を受けるに越した事はありません。
行政書士・社労士についてはユーキャンの講座でイケると思いますが、実際は他に別途予想問題集を購入したり、他校の模試を受けたりしているようです。司法書士については基礎固めには良いと思いますが、これだけではまず受からないと思います。
ユーキャンの司法書士テキストは、新古ですが安くヤフオクに出ていたので落札したものが手元にあります。私の場合受験予定はありませんが、知識を増やす為に購入しました。
私も以前ユーキャンを利用したことがありますが、法律を初めてて学ばれるような感じでしたら、教材も取り組みやすい構成ですし、完全に独学で学ばれるよりはいいかと思います。
また、添削課題や質疑も可能だという点においても有効なツールかと思います。しかしながら、わかり易い構成である反面、習得しなければならない重要点を要約しているといった、必要最低限の情報量でまとめられているような印象で、ここ最近の本試験における出題傾向を見る限り、漠然と指定教材をこなすだけではやや厳しいかもしれません。
初学者向けの教材でとっつきやすいという点は多くの口コミで共通するポイントです。反面、学習経験者にとっては物足りなさや情報量(アウトプット)の不足が懸案事項として挙がっているようですね。
ユーキャンの賢い使い方としては、初学者向け教材で行政書士試験の全体像や基礎を固めた上で余裕をみつつ、安価な受講料を活かして別の問題集や副教材に手を出していくのが良いかと思います。
管理人の談話ですが「最初から風呂敷を広げすぎて結局途中で諦めたら意味がない、初学者が興味を持てる教材がユーキャンの真髄」との事です。
ユーキャンの行政書士通信講座の総合評価
総合評価(各20点満点)
評価カテゴリ | 判定 | 得点 |
教材内容 | 10点 | |
カリキュラム | 10点 | |
コストパフォーマンス | 15点 | |
サポート | 15点 | |
運営実績 | 15点 | |
評価結果:65点/100点 GOOD! |
ユーキャンの行政書士講座のテキストは、わかりやすさ重視というコンセプトで初志貫徹しているので、初学者の取り組み易さという点において評価は高いと思います。
ただ、スポット的な解説動画はあるものの、教材(テキスト)に即した講義動画がフルスペックでついてくるわけでは無い点で、少し辛めの評価としています。各種サポートやe-Learning機能が使えれば、独学に近いスタイルでも問題無いという方は、あまり気にしないで良いでしょう。
続いてカリキュラムですが、入門・応用・一般知識等対策・過去問対策と一通り揃っていますが、学習経験者の方にとっては、初学者寄りの教材が無駄になってしまう可能性もありますので、注意が必要だと思います。
問題集は解説量重視なため、合格基準に達する経験値としては少々物足りなさを感じます。WEBテスト等も用意されており、アウトプットを補填する対策は打ち出されていますが、必要十分量をこなすにはもうひと押し欲しい所だと思います。
ユーキャンの行政書士講座では、特別講義・オプションという形で、10年分の過去問題集や模擬試験などが別途用意されていますので、学習進捗や得点経過を勘案して別途購入する形かと思います。
次にコスト面ですが「激安!」ではないものの、通学タイプの講座に比べれば1/3~1/4の受講料を実現しており、一般教育訓練給付の指定も受けているので良コスパと言って良いでしょう。
サポート面は多彩なe-Learning機能を始め、添削・質問回答など初学者向けの要件を満たしているので高評価です。ユーキャンの資格講座はサポートが厚目ですから、安心して学習を進めたい方は講座選びのポイントになると思います。
運営実績としては「資格といえばユーキャン」という程超有名ドコロなので、実績・ノウハウ共に申し分ないと思いますが、受講者数や合格率等の目に見える指標の開示によって、もう少し講座の透明性をアピールをして欲しいなと希望します。
管理人も何度かお世話になったユーキャンですが、初学者が知識レベルを50~60%程度まで素早く引き上げて貰うための教材としては結構優秀だと思います。特に法律の勉強に苦手意識がある方は、講座の選択肢に加えて良いかと思います。