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行政書士のおすすめの勉強方法とは?通信・通学・独学徹底比較!
行政書士の勉強方法でまず思い浮かぶのは、通信(WEB)講座・通学講座・独学の3種類だと思いますが、どの学習方法も一長一短なので一体どの学習方法が自分に最もマッチしているのか判断がつけにくいと思います。
「あっていない」「違和感がある」と感じる勉強方法は、大変非効率です。自分にあった勉強方法を模索するのは時間の無駄にはなりませんから、最初に力を入れて検討すべき部分だと思います。
本記事では3種類の勉強方法のメリット・デメリットを深掘りして記載しますので、あなたにピッタリ合う学習方法を選んでスッキリして頂きたいと思います。また、スタンダードな3種類の学習方法の他に、独自の第4・第5の勉強方法についての提案を行います。
通信(WEB)講座・通学講座・独学の各学習方法を、3段階評価で簡易的にまとめると以下の通りとなります。頭に入れて読み進めて頂けると理解が早いと思います。
■3つの学習方法の概要 | 独学 | 通学講座 | 通信講座 |
費用(コスト) | |||
教材・講義クオリティ | |||
モチベーション維持 | |||
サポート | |||
合格率 |
この記事の目次
行政書士試験を独学(市販テキスト)で対策する
独学対策のメリット
- 教材が通販や書店で手軽に手に入る
- テキストと問題集だけなので安価で済む
- 自由なスケジュールで学習できる高い自由度
- 疑問点を自分で調査するので、分析・洞察力を磨く事が出来る
独学対策は費用が安く、学習の自由度が高い点がメリットとなります。
教材(テキスト・問題集)併せても数千円程度と安価です。また、通販や書店で教材が手軽に手に入るので時期を選ばず学習を始める事が出来、自宅や通勤中など学習するタイミングも自由自在です。
教材で出てきた不明点・疑問点は、自分で考えたり検索エンジン等を駆使して調査する事になるので、分析力や洞察力を磨く事になります。
自分で色々調査すると、目的情報に辿り着くまでに様々な情報に触れる事になるので、他の幅広い知識も吸収出来る副次的な効果もあります。地道な積み重ねにより、最終的に大きな知識情報として残る事でしょう。
独学対策のデメリット
- 疑問点を自分で解決する必要があるため、どうしても時間が掛かる
- 学習ペースが自由な点が、モチベーションの維持を困難にする
- 学習計画を面倒見てくれる人がいないので、どうしても不安が付きまとう
- 安価・お手軽・自由度の高さが、途中離脱率(諦める)上昇の要因となる
独学対策は自由度が高い反面、全てが自己責任という点がデメリットと言えます。
疑問点を自分で解決するのはプラスの側面も確かにあるのですが、ただでさえ忙しいのに調査や分析に時間を掛けたく無いという方には、デメリットに映るかもしれません。
行政書士資格は、半年~の比較的長期間の学習を余儀なくされますので、学習ペースを自分で決めなければならない独学の場合は、中だるみやモチベーションの低下は避けて通れない問題となります。
最初はやる気に満ちあふれていた方もいつしか熱は冷め、最後は安価な費用も相まって簡単にあきらめてしまう結果となってしまいかねません。手軽に学習を開始出来ると事は、メリット・デメリット表裏一体なのです。
え?今日の勉強はどうしたって?たまにはイイじゃな~い!毎日仕事してるんだから♫ 明日から絶対やるから!
独学対策が向いている人とは?
独学対策が向いている人の特徴
- 合格や独立と言った高い目標を持っているモチベーションの高い方
- 疑問点を自分で調査・分析する事が苦にならない方
- 法律の知識を問われる職場に勤務されている、されていた方
- 計画を自分で管理して適宜調整する、自己マネジメントが出来る方
- 過去に独学で資格を取得した成功体験をお持ちの方
独学対策は安価でお手軽なのですが、全ては自己責任なので学習期間に比例して途中離脱のリスクが上昇しやすい学習方法であると認識して頂きたいと思います。
現在お勤めの方や家事仕事を抱えられている方は、時間的余裕が無いと思いますし疲労もあるでしょう。逐一疑問点を自分で調査する熱意を持って、継続的に学習を継続するのは中々大変だと思います。
独学は高いモチベーションや目的意識を持っており、決してブレない方におすすめ出来る学習方法だと思います。
過去独学で資格を取得された方は、資格学習における自己マネジメント能力を持った方だと思いますので、自分で学習計画を立てて行政書士試験に立ち向かう素養を持った方だと思いますので、独学でのチャレンジはおすすめ出来ます。
逆に失敗している方は、独学に対する一種の苦手意識やトラウマと言ったものを抱えていると思いますので、他の勉強方法を検討しても良いかと思います。
度胸試しというわけではありませんが、下記の合格率を見てあなたの目的意識やモチベーションの度合いを測ってみて下さい。(´・ω・`)ショボーンとなる方は・・・、他の学習方法も視野に入れたほうが良いかもしれませんね。
行政書士試験を通学講座で対策する
通学講座のメリット
- 教室で本職・業界出身講師の生講義を受ける事が出来る
- 不明点はその場で即質問、他にも手厚いサポートが期待出来る
- 同じ目標の受講者と切磋琢磨出来るので、高いモチベーション維持効果が期待出来る
- 決まったスケジュールで学校へ通うので、学習ペースが維持しやすい
- 合格実績・信頼で通学講座を選ぶ事が出来る
予備校や塾に通った経験のある方なら、通学講座の事前セミナー等に参加すると違いがわかると思います。学生時代は所詮親の金ですが、社会人講座は自分の金ですから真剣度(ガチ度)が別次元です(笑)。
社会人向けの通学講座では時間になると座席が埋まり、皆さん限られた時間で全力で講義を聞いて学習しています。程よく張り詰めた雰囲気が場を支配しますので、高いモチベーションを維持しながら学習出来ると思います。
受講者の熱い思いを、本職や業界出身の選任講師が上手くリードして合格へ最短で導いてくれます。実務上の経験や試験のセオリーなど、独学では手に入りづらい有益な情報も数多く入手出来るでしょう。
決まったスケジュールで組まれているのは自由度という面ではデメリットなのですが、一度通い癖がついてしまうと日々のルーティーンになりますので、苦にならず学習を継続する事が可能です。サボり癖のある方には効果テキメンだと思います。
通学講座は資格学校が運営しますので、受験率・合格率と言った具体的な数値(指標)で講座の品質を判断出来る点もメリットと言えます。通学講座を開催している資格学校は、大手が多いので運営歴が長く豊富な教育ノウハウを蓄積しています。
通学講座のデメリット
- 独学・通信講座に比べて費用が高額化する傾向にある
- 教室に通う事になるので、場所の制約がある
- 講義の時間帯が限られているので学習計画が組みづらい事も有り得る
- 長期の病欠等の場合、リカバリーが困難になるケースも
通学講座は独学・通信講座に比べて受講料が高めで、資格学校によっては入学金が別途必要になるケースもあります。校舎(教室)を構えている以上、維持・管理に掛かるコストが莫大なのでこの点は致し方無いでしょう。
また、通学講座は場所に縛られてしまうのが最大の弱点と言えるでしょう。交通アクセスの良い駅前や都市部に限られてしまうので、地方や通勤・通学の経路上に資格学校がないと、通学講座を受講する事自体断念せざるを得ません。
社会人向けの講義の開始時間は大体19:00/20:00頃スタートが多いため、残業が入ったら間に合わないケースも往々にしてあるでしょう(以前の管理人だと絶対無理でした^^;)。当然これらの学習遅延サポート制度は完備している通学講座が多いのですが、それでもやはり限界はあります。
得意先に捕まって今日の講義出れないじゃん、どうしてくれるのよ!
通学講座が向いている人とは?
通学講座が向いている人の特徴
- 学習に投資出来る資金に余裕がある方
- 通学出来る場所に学校(校舎)がある方
- 途中離脱を防止したい方
- 比較的時間に余裕がある方
- 合格実績や資格学校の信頼度を重視している方
通学講座は運営歴が長く、豊富な合格実績や信頼性の高い大手資格学校が開設している事が多いので、資格学習に確実性を求める方は独学よりもお勧め出来る、優れた学習方法と言えるでしょう。
ただし、場所や時間の制約が大きいため、この点をクリア出来るかどうかが受講の決め手になると思います。
出来なかった場合は、別日で再受講したり通信タイプの学習に振り替えるサポートが用意されているケースもあるのですが、やはりスケジュール通り受講出来た方が焦らずペースを保って学習出来ます。
通学講座はどうしても高額化する傾向にあるので、予算を確保する必要があります。行政書士講座は数ヶ月単位の受講となりますので、通学に要する交通費も結構馬鹿になりません。
予算・場所・時間の制約をクリアできる方には、優秀な講師+高いモチベーション維持効果も相まって、通学講座はピッタリの学習方法と言えるでしょう。
行政書士試験を通信講座で対策する
通信講座のメリット
- 時間や場所を問わず学習出来る
- 自宅やスマホで講義動画を視聴しながら学習出来る
- 質問・学習相談・ITシステム・添削等のサポートが豊富
- 学習計画・見通しが立てやすい
- 合格実績・信頼で通信講座を選ぶ事が出来る
通信講座は時間・場所の自由度が高く、受講料も独学と通学講座の中間に位置しているため、比較的リーズナブルな点が特徴です。最近の通信講座は、PC・スマホ・タブレットのマルチデバイス対応の学習システムを提供している所が多いので、ご自宅・通学・通勤中に資格の学習が可能となっています。
通信講座の講義動画の講師は、資格学校で講義を担当している人気教師や著名な実務経験者が抜擢されます。通学講座と遜色ない講義をマンツーマン形式で受ける事が出来る点は、大変大きなメリットと言えます。
質問回答は基本どのような通信講座でも標準装備していますし、学習相談やスクーリング制度等モチベーション維持を助けるサポートも用意されています。サポート面が豊富なため長期間の学習でも独学に比べて安心感があると言えるでしょう。
本試験の日付を目標として学習計画が組まれていますので、ゴールまで誘導してくれます。不意な残業が重なった時でも、勉強する時・時間は自由なので融通が効きやすく、軌道修正も容易であると言えるでしょう。
有名な大手資格学校や各種資格スクールが通信講座を運営しているため、合格実績や信頼性で講座を選択出来るのもメリットです。
通信講座のデメリット
- 独学に比べると高額である
- 独学に近いのでモチベーション維持に、サポートを上手く活用する必要がある
- 数ある通信講座から優良な講座を比較検討する目利きが重要
通学講座よりは安価ですが、テキスト・問題集の購入だけで手軽に始められる独学よりはどうしても高額になります。行政書士講座の場合数万円程度の受講料を予算として捻出する必要があります。
担当講師からの定期カウンセリングや学習システムを用いた学習計画管理等、自走するためのサポートは各種用意されていますが、独学に近い学習スタイルなので、それなりの自己マネジメント能力が問われますから、サポートを上手く活用する必要があるでしょう。
通信講座が向いている人とは?
通信講座が向いている人の特徴
- 時間や場所に制約がある方
- サポートを受けつつ安価に学習したい方
- 合格実績や資格学校の信頼度を重視している方
- 途中離脱を防止したい方
- ある程度自己マネジメント出来る方
通信講座は、自由度・受講料・講義動画・サポート面・学習システムなど、独学と通学講座のメリットを併せ持っているのが特徴です。
懸案事項としては、独学に近い学習スタイルから来るモチベーション維持ですが、サポート面で上手くカバー出来るかと思います。質問・添削等のサポートを受ける事も可能なので、独学よりも学習効率は良いと言えるでしょう。
時間・場所・予算面の制約がある方が、サポートを受けつつ効率的に学習したい方へお勧め出来るのは通信講座だと思います。
独自の第4・第5の勉強方法のご提案
ここまで3種類のスタンダードな勉強方法である、独学・通学・通信について述べて来ました。本項では「それぞれの学習方法で全てを完結させる必要はない」という発想の元に、第4・第5の勉強方法をご提案します。
以下のような方を対象とし、管理人が実践している学習方法を2つご紹介したいと思います。
第4・第5の学習方法をお勧めする方
- 独学・通学・通信何れかで過去上手く行かなかった方
- 学習しているとすぐに飽きが来てしまう方
- 思うように得点力・実力が身につかず、煮詰まっている方
通信講座+市販教材ハイブリッド学習法
ハイブリット学習法では、最初に比較的安価な通信講座で模擬試験で40%程度得点出来る迄学習を行います。通信講座は短期の実力の底上げについては、その道のプロですから、基礎的な学力が身につくまで素早く引き上げてもらいます。
通信講座で同一のテキスト・問題集・動画を繰り返してこなしていると、次に来る内容が予測できてしまいますから、何処かで知識の頭打ちが来てしまいます。そのため、ある一定以上得点が伸びないと言った壁に直面します。
そこで、書店で買える市販の教材に移行してこの壁を突破するきっかけを作ります。教材を変えて別角度から同一科目を見る事で、凝り固まった思考を柔軟にして知識に幅を持たせる事が可能です。
通信講座と市販教材、双方同じ行政書士試験対策ですが、同一学習科目でも言い回しや問題に対するアプローチの仕方は必ず異なります。
「この部分は通信講座ではこんな解説をしていたけど、市販教材ではこんな解説になるのか・・・」と言った風に比較を行い違いに気づく事が刺激となり、より記憶に残りやすくなるのです。
1つのテキストを何度も何度も読み返しても全く頭に入らなかったのに、違うテキストを読むと簡単に理解出来て、記憶に残りやすいと言った経験は、皆さん少なからずあるはずです。
本学習方法では、通信講座で培った基礎的な実力をベースとして、市販教材との違いを探す作業がメインですから、それほど労力もかからず手早く実力の底上げが可能です。
急がば回れ的な学習方法ではありますが、管理人の実体験からも結果が早く出やすい方法だと思いますので、是非お勧めしたいと思います。
本学習方法を実践可能な、通信講座及び市販教材をご参考迄に記載しておきます。
独学+単科講座スポット強化学習法
スポット強化学習法では、独学(市販教材)を主軸として、弱点や経験値不足を資格講座の単科講座コースで補います(通信・通学講座を問いません)。また、講座をフルで受講する訳ではありませんから、安価で実力アップが可能です。
スポット強化学習法で利用する単科講座の例は以下のとおりです。
スポット強化学習向けの単科講座コース
- 問題集によるアウトプットに特化したコース
- 過去問・予想問題の解説に特化したコース
- 本試験直前期の総仕上げに特化したコース
- 初学者向けの導入講義に特化したコース
- 講座独自の公開模擬試験
独学者が資格講座のサポート制度を適用出来る(制約はあったりしますが)というメリットもありますので、独学で分からなかった部分を資格講座で聞いてみるなんて事も裏技として可能だと思います。
実のところ本学習方法のニーズは多く、各種資格講座は素早くトレンドを捉えており「独学者向け講座」と銘打った、おあつらえ向きの講座を多数ラインナップしていますので、独学で煮詰まっている方は検討してみて下さい。
独学を貫き通している方も、最後の〆として公開模擬試験だけは資格学校に受けに行くという方も多いようです。本試験的中率も高く、予行演習としても最適ですし受験料もそれほど高価ではないのでおすすめ出来ます。
本学習方法を実践可能な、行政書士の単科講座をご参考迄に記載しておきます。
行政書士のおすすめの勉強方法 まとめ
今回は、スタンダードな「独学・通学・通信」に加えて独自の勉強方法を提案させて頂きましたが、費用・場所・時間・サポート・向き不向きなど様々な要因がありますので、一概にこの方法がベストというのは断言する事は出来ません。
資格の学習方法は、細かいコダワリを全て実現しようとすると中々決まりませんので、多すぎるなあと思う方はまずは重視するものを3つ位に絞って考えると良いでしょう、勉強のスタイルや講座が絞られて比較検討しやすくなります。
ご参考までに管理人の例を挙げますと、現状と照らし合わせて譲れない部分が以下の通りですので、これらを満たす勉強方法を検討する事になります。是非皆さんも一度考えてみてください。
管理人の絞り込み例
- 1.時間・場所に縛られたくない
- 2.時間がないので無駄な事はしたくない
- 3.法律の学習に苦手意識があるので講義はぜひ聞きたい
- 4.出来れば最低限のサポートは欲しい
- 5.資格取得のためなら多少の費用は我慢出来る
最適な勉強方法を選んでおけば途中で諦める確率も減ります。記載した学習方法のメリット・デメリットを踏まえて、是非あなたにとってベストな勉強方法をチョイスして、効率の良い学習で合格を勝ち取って頂きたく思います。